精神的ストレスが腰痛の原因?原因不明の痛みを改善する #167

厚生労働省の発表によると
「腰痛の85%は原因不明」
と言われています。

 

えーー!?85%?
前回の記事でも「痛みのメカニズム」について話していましたけど??
 
と思うかもしれませんが、
この数値は医療での研究結果の発表であって、機能解剖学をベースに考えると、流石にもう少し数値としては低いと思います。

 

今回は、前回の様な解剖学的な話ではなく "精神的な要因" についてのお話をしたいと思います。

 

 

目次

精神的ストレスが腰痛の原因?

精神的ストレスが腰痛の原因?

「成人男性の40%は腰痛を抱えている」
と言われますが、世界的の男女を見ても23%の人が腰痛で悩まされている事がわかっています。

 

医療的な研究結果では、85%は原因不明で、手術が必要な外科的な問題がある人は全体の5%にすぎないとの事です。
更に、腰痛の原因の多くは "精神的なストレス" であると言う、研究結果があるのです。

 

精神が筋肉に影響を与える経験が、誰しもがあると思います。
例えば、緊張で手足が震え出したり、心臓がドキドキしたりすると思います。
手足も心臓も筋肉であり、緊張も体への精神的なストレスです。
これらは "交感神経" の働きが強まる事によるものです。

 

 

実は、筋肉を包んでいる筋膜も、交感神経が優位な状態で硬くなる事が、アメリカの研究で明らかになっています。
つまり、ストレスや怒りの感情などで "交感神経が優位" になりやすく、体が硬くなるのです。
確かに、常に怒りっぽい人とか、攻撃的な性格の人は体も硬そうですよね?柔軟なイメージはないと思います。

 

この様に、筋肉の硬さは明らかに交感神経によって変化します
前回もお話した様に、筋肉が硬くなる事で血行が悪くなり、痛みを感じる様になる。

 

「腰痛の原因の多くが、精神的なストレスである」
と言う結果も確かに納得ですね。

 

椎間関節は痛みを感じやすい

腰椎の椎骨と椎間関節

更に面白い事に、腰は痛みに敏感である事も明らかになっています。

 

腰の骨は "腰椎" と言いますが、椎骨が重なり合っている構造なのです。
その椎骨と椎骨の繋ぎを "椎間関節" と呼びます。

 

実は、この椎間関節は痛みに対して非常に敏感なのです。痛みを感じる部位ワースト4

椎間関節6g
後十字靭帯47g
仙腸関節69.1g
椎間板241g

脊椎脊髄ジャーナル

はい、椎間関節が断トツなのです。
たった6gの負荷で「痛い」と感じるそうです。

 

つまり、精神的なストレスが加わった時に交感神経が優位になり、筋肉を硬くし、それにより生じる歪みで、腰は痛みを感じてしまうのです。

 

痛覚と睡眠不足

更に "睡眠不足" になると、痛覚が過敏になり痛みを感じやすくなる事もわかっています。
いつもよりたったの30分短い睡眠不足でも、脳の機能に不具合が生じて、痛みに対する感受性が高まってしまう事がわかっています。

 

寝不足にって "自律神経の乱れ" が起きると、血行が悪くなるので、確かに体の痛みに繋がりますね。
是非、痛みを改善する為にも、良質な睡眠や睡眠時間を確保しましょう!

 

今日の一言

精神と体の関係は密接であり奥が深い、スポーツを行う人は特に愚直に体を鍛える事に専念してしまいがちですが、精神を鍛える事をもっと重視すれば良い結果に繋がるのではないかなと思います。
トップアスリートが、人としても素晴らしい人が多いと言うのも確かに納得です。

 

この記事が気に入ったら
フォローお願いします

最新情報をお届けします

Twitterも更新中!

おすすめの記事