慢性的な「鼻詰まり」を薬を使わずに一撃で治せる様になった秘話 #260

「数年前から "ひどい鼻詰まり" に悩まされていた」

 

鼻詰まりといえば "風邪やアレルギーの症状" というイメージがあると思う。
しかし、風邪も引いていないし、花粉・ハウスダスト・動物・寒暖差、食べ物など、あらゆるアレルギーを疑っても改善しなかった。

 

症状は、鼻が通っている時があっても、唐突に鼻が詰まる。一度そうなると、しばらく改善しない。特に夜寝る時になると、ほぼ必ず詰まっていた。数年間こんな状態が毎日続いていたのであった。
当然、鼻が詰まれば "睡眠の質" が落ちる。しっかり寝た時でも「眠そうだね」と、よく言われる様になった。

 

鼻洗浄、鼻腔拡張テープ、寝方、アロマ、空気清浄、あらゆる手を尽くした。
しかし、一時的な光が見えても、効果的な一手を打つ事ができなかった。

 

そして「鼻腔を拡張する "レーザー手術" に受けようか」と調べていた時 "ある異変" に気づいてしまった…
それは、鼻詰まりを起こす鼻が、 "常に左鼻である" という事だ。
#すぐ気付け

 

 

もし風邪やアレルギー症状であれば「左鼻だけ詰まる」というのは不可解な話だ。
右の鼻毛だけを特別に処理した覚えもないし、左鼻をほじってみても鼻クソが詰まっている訳でもない。当然、鼻水も出ない。

 

鼻腔拡張テープを2個付けてみた事もあったし、ミントアロマを鼻に差し込んで寝た事もあった、しかし、どちらも大きな効果を得ることができなかった。
 
鼻腔を限界まで拡張しているのに、鼻水も1ミリも出ないのに、鼻が詰まっている。正直「これ、どういう状態(^_^;)?」と困惑した。

 

 

そして、そんな状態が続いている最中、ある秘策を思いついた。
それは「実は、鼻詰まりは起こっていない」と仮定してみる、という事だ。

 

意味がわからないと思うので、詳しく説明すると「実は、鼻が詰まっている様に感じているのは、俗にいう鼻の中に何かが詰まっている状態ではない」という仮定だ。
 
では、なぜ「鼻が詰まっている」と感じるのか?

 

当然だが、鼻が詰まっていれば息苦しさを感じる。つまり、呼吸がしにくい。
ここにヒントを得たのである。

 

僕は、この状態を逆説的に考えこう明言した。
「鼻詰まりは、鼻の中で起きてんじゃない!!呼吸で起きてるんだ!!」
#スベった

 

 

実は「呼吸がしにくくなっているのが始まりで、その結果、体が "鼻詰まり" と感じているのではないか?」という仮定の元、正しい呼吸の習得に舵を切ることにした。
#鬼滅の刃を観てヒントを得ました
#ウソです

 

この呼吸の改善も、決して簡単な道のりではなかった。
呼吸法の指導もしている為、まず「自分が呼吸機能に問題を抱えている」という事実を受け入れなけばならなかった。
#秒で捨てた方がいい謎のプライド

 

少し専門的なお話しをすると、呼吸は肺が行うものだが、それに伴って吸うときに肋骨を広げ、吐く時に肋骨を閉じる。実は、肋骨を動かす為の "呼吸筋" という物が存在する。
しかし、この呼吸筋が何らかの影響で硬くなり機能しなくなる事で、肺の動きを制限してしまう。つまり、呼吸筋に問題があり、呼吸筋へのアプローチが鼻詰まり解消のカギになる

 

呼吸筋といっても、数は1つ2つではない。
しかも "インナーマッスル" と呼ばれる、深部の小さな筋肉も含まれている。

 

 

僕は、可能性のある筋肉ひとつひとつに、丁寧にアプローチをしていった。

 

 

そして…その時が来た。

 

遂に!鼻詰まりの "スイッチ" を発見してしまったのである。

 

 

今では「鼻が詰まった」と感じた時に、その筋肉を緩める事で、スーッと鼻が開通させることができる様になった。人間の体は本当に面白い。まだまだ新しい発見に尽きない。
僕は薬を飲む事もなく、鼻腔をレーザーで焼く事もなく、数年間苦しんだ鼻詰まりとの戦いに、運動器からのアプローチで決着をつけた。
#ヒントは肩甲骨に関連する筋肉
 

僕はふと「体の歪みの改善は、不定愁訴と呼ばれる、原因不明の体の症状の解決に役立つ可能性がある」というKEN先生の言葉を思い出した。
そして、僕の中でモヤッとした雲に覆われていたその言葉が、確信に変わったのであった。
 

 

今日の一言
空気が淀んだ空間にいると鼻が詰まる事もよくあったけど、恐らくそれも空気が悪い事で交感神経が刺激され、筋肉が緊張して鼻が詰まっていたのだと思う。
筋肉を緩める事で、その様な空間でも鼻の通りがよくなった。ヤッター!

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