【不幸の三兆候】膝の靭帯を損傷する可能性がある人の特徴 #281

実は、膝の怪我予備軍は、見る人が見れば「あ〜膝やるタイプや(>_<)」と判別できます。
#予言者

 

もちろん100%怪我するとは限りませんが、そこにスポーツの様な大きな負荷が掛かれば掛かる程、そのリスクは増大します。
つまり、膝の怪我は起こるべくして起き、逆に言えば、未然に防ぐ事も可能なのです

 

膝の怪我は、腰や肩に次いで3番目に多い怪我です。
その代表的な怪我が "前十字靭帯の断裂" です。

 

前十字靭帯を断裂すると "再建手術" が必要となり、一般的にはスポーツ復帰までに6か月以上の時間を要します。
更には、怪我以前のパフォーマンスを戻す為には、確実に1年以上は掛かります。
#絶望的な長さ
#ツラすぎ

 

この辛く長い試練から、膝の大怪我が原因でパフォーマンスを落とし、一線を退くアスリートも少なくないのです。

 

 

目次

不幸の三兆候とは?

膝の靭帯

膝の前十字靭帯の損傷は、 "女性アスリートに多い怪我" としても有名です。
そして、スポーツ外傷で膝の靭帯損傷を起こす時に "同時多発的に" 複数の靭帯を損傷する事があります。
これを「不幸の三兆候」と呼びます。
#ギャーなんて名前だ(>_<)

 

【不幸の三兆候】
■ 前十字靭帯
■ 内側側副靭帯
■ 外側半月板
(日本では内側半月板と教えられている)

そして、この前十字靭帯損傷を含む「不幸の三兆候」を引き起こす動作は "ニーイン・トゥーアウト" と呼ばれる膝が内側に入る動作です

 

 

「不幸の三兆候」を少し細かく分解してみると

⒈ 膝が内側に強く入る事で "内側側副靭帯" の損傷
⒉ 同時に膝が捻れる事で "前十字靭帯" の損傷
⒊ 膝の内側が開くと同時に外側潰され "外側半月板" の損傷

伝わりにくいかもしれませんが、言葉で説明するとこんな感じです。
 
「不幸の三兆候」を起こす人には予兆があり、予めその原因となる動作を改善させる事で、怪我のリスクを下げる事ができるのです
 

 

ニーイン・トゥーアウトが起こる原因

ニーイントゥーアウト

それでは「不幸の三兆候」の原因となる "ニーイン・トゥーアウト" が起こる、もしくは起きている人の特徴を挙げてみます。

■ しゃがむとつま先が外に向く
■ しゃがむと膝が内側に入る
■ そもそも下までしゃがめない
反り腰である
■ お尻や腹筋が弱い
■ お尻が周りが横に広がっている
末端に脂肪が付きやすい

などなどが挙げられます。
 
もちろん絶対ではありませんが、これらひとつでも当てはまる場合は、動作で "ニーイン・トゥーアウト" が起きている可能性が考えられます。
ニーイン・トゥーアウトの詳しいお話は、以前も記事にした事があるので、そちらも参考にしていただければと思います。

 

まだ起こってもいない怪我を予防するのは、中々モチベーションが上がらない作業です。
しかし、 "大きな怪我" が起きてしまってからでは取り返しがつきません。茨の道が始まります。

 

この様な大怪我が起こる前には、"膝の痛み" や "太ももの張り" などの症状を抱えている場合も多いです。
是非、普段から "体からの警告信号" を見逃さずに、体作りやコンディショニングを行なっていただければと思います!

 

 

今日の一言
先日、祖父がなくなりました。95歳、大往生でした。
まだ葬儀前なのであまり実感はありませんが、祖父の優しい笑顔、物腰が柔らかな声、思い出すだけで優しさに包まれます。
祖父は本当にイケメンで誰にも愛される優しい人で、子供の頃から大好きでした。
当たり前ですが、祖父がいなければ今の僕がいなかった訳で、一生分の感謝を告げ弔いに行って来ます。

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