ふくらはぎの2種類の筋肉のストレッチ方法【腓腹筋・ヒラメ筋】#303

「ふくらはぎの筋肉の柔軟性は大切!」と前回の記事でもお話ししましたが、ふくらはぎが硬いとビジュアル的な問題だけでなく、体のパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。
#ふくらはぎの別名は第二の心臓

 

ここで、ふくらはぎの柔軟性を高める為に、抑えておいて欲しいポイントが「大きい筋肉が2種類ある」という事です
ふくらはぎの代表的な2つの筋肉は、1番外側に付着する「腓腹筋」と、その下の層に付着する「ヒラメ筋」です。
#ヒラメの形に似てるからヒラメ筋

 

この2つは、同じふくらはぎに位置する筋肉ですが、付着している部位が微妙に異なる為、別のアプローチが必要になるのです。

 

今回は「腓腹筋とヒラメ筋の柔軟性を高めるアプローチ法」を確認します。
#ストレッチの基礎知識
#基礎が大事

 

 

目次

ふくらはぎの2種類のストレッチ方法

腓腹筋とヒラメ筋

腓腹筋とヒラメ筋の大きな違いは膝関節をまたいでいるか否かです。
専門的な言葉を使うと、腓腹筋は2つの関節をまたぐ「二関節筋」で、ヒラメ筋は「単関節筋」です。
#腓腹筋は速筋
#ヒラメ筋は遅筋

 

この2つの筋肉は、付着部に違いがある為、筋肉をストレッチさせる時に "異なるアプローチ" が必要になるのです

 

腓腹筋のストレッチ

腓腹筋のストレッチ

腓腹筋のストレッチは、一般的によく知られている方法です。
#アキレス腱を伸ばすヤツ
#アキレス腱の語源はギリシャ神話のアキレウス

 

① 立った状態で、脚を前後に開く
② カカトを地面につけ、膝を伸ばした状態で足首を深く曲げる

 

この時の注意点は「後ろの足のつま先の向きが、外に向かない様に行う事」です。
腓腹筋のつま先
※ 呼吸を止めず、無理のない可動域で行いましょう

 

ヒラメ筋のストレッチ

ヒラメ筋のストレッチ

ヒラメ筋をストレッチする為には、腓腹筋がストレッチされない様なポジションで行う必要があります。

 

① 地面や台に脚をのせ、膝を曲げた姿勢をとる
② カカトが浮かない様に足首を深く曲げる

 

膝を曲げた姿勢を取る事で腓腹筋が緩み、ヒラメ筋をストレッチする事ができます。
同様に、つま先が外に向かない様に行いましょう。

 

 

その他の方法

ふくらはぎのリリース

筋肉を緩める方法には、ストレッチの「伸ばす」以外にも「押す」方法が有効になります。
フォームローラーやストレッチポールなどを使って、ふくらはぎの筋肉を刺激し、筋肉の緊張を取る事が可能です。

 

① ふくらはぎをローラーに載せる
② 刺激を感じるポイントで前後・左右に動く
③ または、刺激を感じるポイントで足首を動かす

 

この方法では、ヒラメ筋へのアプローチが少し難しい為、ヒラメ筋へアプローチする時は、膝を曲げた状態で "指圧" で刺激しましょう。

 

ふくらはぎの代表的な筋肉である、腓腹筋とヒラメ筋へのアプローチ方法は、今回ご紹介した以外の方法もあります。
どの様な方法でも良いのですが、大切な事は「どちらの筋肉に問題があるのか?」これを見極め、適切にアプローチする事です

 

 

今日の一言
ふくらはぎは漢字で書くと「脹脛」そうなんですすねという漢字を書きます。膝下は前も後ろもスネだったんです。

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