欧米人の女性のお尻を見て衝撃を受けた事がありませんか?
僕はあります。
あのウェストからボンッ!とハミ出るお尻。
それと比較すると背中からストンッ↓と落ちた日本人のお尻…
(いや、お尻フェチでもなんでもないですよ汗 トレーナー目線で見てます汗)
でも一体なぜ、同じ人間なのにこれほどまでに差が出てしまうのでしょうか?
目次
フラットバック症候群とは?
日本人女性に多い、お尻の膨らみがなく、背中からお尻までストンッと落ちた背中をフラットバック姿勢と呼びます。
また、これらの体の歪みをフラットバック症候群と呼ぶ事があります。
体の勉強をしている人であったら、一見すると「骨盤が後傾(腰が丸まる)することによってお尻が突き出ていないんじゃないの?」と思うかもしれません。
僕も以前はそう思っていました…
しかし、実際はその逆で反り腰になっている事がほとんどなのです。
以前もお話しした内旋型O脚になると、骨盤が前傾し反り腰が強くなります。
この姿勢になるとお尻の筋肉が使えなくなり、お尻の筋肉がどんどん退化して行きます。
特にお尻の筋肉(大殿筋)は、上部繊維と下部繊維で働きが分かれ、上部繊維は股関節を外に開く時(外転時)に強く働く事がわかっています。
つまり、日本人女性に多い内旋型O脚は内転方向に股関節が向いている為、大殿筋の上部繊維が衰えた結果、フラットバックになってしまうのです。
ヒップアップさせる方法
ヒップアップさせお尻のたるみを改善する為には、お尻の筋肉、特に上部繊維をしっかりと鍛える必要があります。
実はその為に日常動作で有効な方法があります。
それは大股で歩く事です!
歩行時に、お尻を触ってもらうと小股で歩く時より大股で歩く方がお尻に力がしっかりと入る事がわかると思います。
また、大股で歩く事によって、股関節の内転・外転の可動域が広がる為、大殿筋の上部繊維をしっかりと働かせる事ができます。
是非、お尻をしっかりと使った大股歩きを試してみてください。
※ 大股過ぎると逆に働きにくくなる事があります。
日本人とお尻
と言う訳で、内旋型O脚がお尻を型取らない原因になっている事が予測できます。
もちろんDNA的な影響もあるかもしれません。
しかし、日本人でボディメイクを頑張っている女性でお尻がプリッとしている女性も存在する訳で、姿勢に加えて、トレーニングをすると言う日本と欧米との文化の違いも大きいのかなと思ったりします。
つまり、文化の違いと控え目な国民性が作る内旋型O脚がお尻の形までも変えてしまっているのかもしれません。
是非、男性を魅了するヒップを目指して欲しいです!(お尻フェチじゃないですよ汗)
あ、男性もお尻がプリッとしていた方が女性ウケが良いそうです。
これは「自分の善行を他人に宣伝してはならない」という意味です。つまりは、善行をした見返りを求めてはいけないという事です。
Give&Takeの精神ではなくてGive&Give&Giveの精神が大切であるという事です。
まだまだ自惚れてしまう自分が見え隠れする凡人の僕は、聖人にはほと遠いな〜なんて思ったりするのでした。