傷害予防 フォアフット走法の習得の前にランナーがやるべき事 #226 2020年10月23日 トップランナーが、採用していると言う『フォアフット走法』 速く走れる走法ということで話題になり、こぞってマネをするランナーが増えている様です。 フォアフット走法は、つま先で着地しカカトを着地させない走法で、足を着地させる位置の違いにより『ミッドフット』『ヒールストライク』と呼ばれる走法もあります。 しかし、実は『た...
傷害予防 【前十字靭帯】再建手術後の「あのリハビリ」には要注意 #217 2020年9月25日 スポーツ傷害で多い「前十字靭帯断裂」 特に、サッカーやバスケ、スキーなど "横方向への膝のねじれ" が生じるスポーツに、多い怪我です。 男性よりも女性の方が、発生率が高いと言われていますが、これは以前もお話しした、 "リラキシン" というホルモンの関与だと考えられています。 前十字靭帯の再建手術後のリハビリは、競技...
傷害予防 ストレッチは本当に効果ないのか?【柔軟性の結論2020】#215 2020年9月21日 体に関する科学は、新しい研究によって、今までの常識が覆される事が、多々あります。 まさに「ストレッチ」も、そのひとつです。 例えば「運動前のストレッチは、パフォーマンス低下に繋がる可能性があるよ!」というお話は、以前した事があります。 しかし、これに対しては「いや、怪我するより、多少パフォーマンス下がるくらい良いっし...
傷害予防 【スプリント力向上】怪我をしない速く走る為のコツ #198 2020年8月12日 こんな方向けの記事です! ▷ スプリント力を向上させたい人 ▷ スプリントでの怪我を予防したい人 野球・サッカー・テニス・バレーボールなど多くのスポーツでは、体力だけでなく短い距離を素早く移動する "スプリント力" が必要になります。 短距離ダッシュは数十キロある自分の体重を、素早く目的の場所まで運ぶ動作であり、全身...
トレーニング法 ハムストリングスの肉離れに繋がる原因【注意すべきトレーニング】#196 2020年8月6日 瞬発系のトレーニングやウェイトトレーニングの中で "ハムストリングスを痛めてしまう人" は少なくないかと思います。 かく言う僕も、先日久々にハムストリングスを痛め、その原因を自己分析していたところ「これは注意した方が良いな~」と思う動作があったのでご紹介します。 "ハムストリングスの肉離れ" に関しては、以前にも記事...
コンディショニング 軽い運動に疲労回復効果はあるのか?【コントレ】#194 2020年8月3日 スポーツの試合や練習の後に、ジョギングやストレッチなど軽い運動をする事で、翌日に疲労を残さない様にしている人も多いかと思います。 これらは体のコンディションを整えるトレーニングである事から、スキー界では "コントレ(コンディショニング・トレーニング)" とも呼ばれています。 よく「筋肉に乳酸を溜めない様に!」 という...
トレーニングの基礎 ファイアリングシークエンスとは?股関節と肩関節の仕組み #187 2020年7月6日 「体の痛みが治らない」 「どうしてもお尻がうまく使えない」 この様なお悩みを持つ人は "ファイアリングシークエンス" に問題がある可能性があります。 はい、久々に小難しいカタカナ語です。 ファイアリングシークエンスとは、専門的用語ですが、簡単に言うと「筋肉に力が入る順序の事」です。 実は、特定の筋肉が硬くなる事によっ...
傷害予防 コアトレーニングをスポーツに活かす為にはこれを意識すべき #185 2020年7月2日 「体を安定させるにはコアが大事!」 「コアを鍛えろ!」 なんて言われて、スポーツの為に "コアトレーニング" を行っている人も多いかと思います。 家で短時間でもできる為、他の筋トレより取り組みやすいトレーニングだと思います。 しかし、このコアトレーニング、ただ闇雲に行っても必ずしもスポーツに活きるコアが手に入るほど簡...
コンディショニング 疲れにくい体の作り方【体の疲労の2種類の原因】#183 2020年6月28日 「疲れが取れない」 「最近疲れやすくなった」 と感じる人は少なくないと思います。 運動をする人にとっては「如何にして疲労を溜めない様にするか」を考える必要があり、運動をしない人でも日常生活の中で体の疲労を感じる事で集中力が切れ、生産性が落ちる事があると思います。 よく「乳酸が疲れの原因」と言われたりもしますが、この...
傷害予防 アスレティックリハビリテーションとは?競技復帰に必要なリハビリ#182 2020年6月27日 スポーツを本格的に取り組んでいると、時に "大きな怪我" に見舞われる事があります。 手術を必要とする様な大怪我の場合、スポーツに復帰するまでに、半年から1年ほどかかる場合もあります。 それは "心身共に辛く長い道" で、道半ば諦めてしまったり、復帰したものの以前の様なパフォーマンスが出せなく、再発や引退を余儀なくさ...