膝が痛い…
と言うお悩みをお持ちの方
意外と多いのではないでしょうか?
膝関節が悪い!と思い外科に行きますが…
「骨には特に異常はないですね。しばらく安静にして痛みが引いたら筋力を付けてください。痛み止めと湿布は出しておきます👨 」
と言われます。
要約すると
「異常なし、自分で治してください👨」
です。
しかし
痛みが引いて運動を再開すると
また痛い…😰→湿布をもらう👨
僕も学生時代この "負の外科スパイラル" に
陥った経験があります。
目次
膝の痛みの原因そもそも関節?
太ももの表の筋肉 (大腿四頭筋) は
膝蓋骨と言う骨を腱で繋いで
脛の上部 (脛骨粗面) に付着しています。
実は膝の多くの痛みの原因は
膝関節ではなく "筋肉や腱の炎症" に
よって引き起こされています。
しかし場所が膝周辺なので
「膝が痛い😰」と感じるのです。
膝の外側が痛む "腸脛靭帯炎" や
内側が痛む "鵞足炎" も
筋肉や腱の炎症です。
根本的な治療をする為には
『患部の筋肉に負担を掛けない動作を覚える』
ことが重要になります。
膝に負担を掛けない動作
膝周辺が痛む代表的な原因を上げると
▷股関節内外旋動作の制御不良
▷足関節の可動域不良
▷股関節屈曲伸展可動域の不良
があります。
特に3番目の
"股関節屈曲伸展可動域の不良"
によって膝関節周辺に過剰な負担を
掛けている場合が非常に多くみられます。
例えば
スクワット動作を行うと膝が痛む人がいて
その動作中脚全体に10の負荷が掛かるとします。
「膝関節5:足関節2:股関節3」
の割合で動作すると
膝関節周辺の筋肉が
オーバーワークとなり
痛みを発症するリスクが高まります。
しかし
「膝関節3:足関節2:股関節5」
の割合で動作できれば
圧倒的に発症リスクは下がります。
つまり
そもそも膝より大きな関節で
多くの筋肉がある
『"股関節" を上手く使えるかどうか』
が膝関節周辺の痛みを軽減する為には
重要になります。
何をしたら良いのか?
まずは股関節をうまく動かせる様に
なる事が重要です。
そして
デッドリフトの様なヒンジ系の動作で
大臀筋を中心とした股関節周辺筋群を
強化する事が重要です。
しかし残念ながら
お尻やハムストリングスの強化が
できたとしても、様々な動作の中で
それが使えるかがどうかは別問題です。
まずはスクワットの様な動作の中で
ヒンジ系の運動要素である
背面の筋の連動性
(ポステリアルチェーン) を上手く使えるか
どうかがポイントになります。
膝関節周辺が痛むという症状は
関節自体に障害がなければ
トレーニングを行う事で
必ず治す事ができます💪