スポーツ界では近年、運動中の水分補給方法として『ウォーターローディング』と呼ばれる考えが注目を浴びています。
あのメジャーリーガー大谷選手も実践していると言われています。
この『ウォーターローディング』とは計画的に水分補給を行う事で、運動能力の低下を防ぎ、高いパフォーマンスを維持する身体を作る事を目的としています。
今回は『ウォーターローディングの効果と方法』についてお話ししたいと思います。
目次
ウォーターロディングの効果
ウォーターローディングとはその名の通り、水分を体内に貯め込む作業の事を呼んでいます。
運動中の発汗などによる体内の水分量の低下は、運動パフォーマンスの低下に繋がります。
身体の体重の約60~70%は水分でできている言われていますが、その約2%を消失すると運動パフォーマンスに悪影響が出ると言われています。
体内の水分量が低下すると血液の流れが滞り、脂肪のエネルギー代謝が低下したり身体の各所に栄養が行き渡らなくなるのです。
特に運動中に発汗が多い季節やスポーツでは、この体内の水分量の維持が運動のパフォーマンスを左右すると言っても過言ではないのです。
ウォーターローディングの方法
イメージは、ウォーターローディングを行う事で試合前に体内の水分のタンクを満タンにしておきます。
ウォータローディングは以下の方法で行われます。
摂取方法:一度に250mlほどの水を限度とし1日2L前後の水分補給を行う(その日の発汗量に応じて変化します)
※ 過剰摂取は低ナトリウム症を引き起こす可能性があるので注意しましょう。
摂取する水:適度なミネラルが含まれている硬度300前後の中硬水が推奨されています
試合中なども水分補給が行えるタイミングでこまめな水分摂取を行いましょう。
また、試合後も継続して水分摂取を行うことで、疲労回復効果を高める事が可能になります。
まとめ
運動パフォーマンスにおいて体内の水分量は非常に重要になります。
この『ウォーターローディング』を行う事で運動パフォーマンスの低下を防ぐ事が可能になります。
試合前後に関わらず、日常的に水分摂取量を増やすことで身体の代謝を高め、パフォーマンスの向上や疲労の回復促進に繋がります。
特に汗をかきやすくなる時期は、熱中症対策にも繋がります。
日常的なウォーターローディングに取り組む事で、運動パフォーマンスの低下を防ぎましょう。
ブログ記事の更新に力を入れ始めてから約1年弱が経過しましたが、ようやく大台に到達しました。
小さな事ですが、継続的な取り組みは大きな力になると信じて今後もコツコツと積み重ねていきたいと思います。