股関節の動きに違和感を感じていたり、痛みを患っている人は非常に多い気がします。
3Dに動く股関節は、何らかの影響によって可動域が制限されれると "姿勢や動作の乱れ" の一因となります。
今回は「股関節の伸展可動域の簡単なチェック法と、その原因を特定する方法」をご紹介します。
目次
トーマステストで伸展可動域をチェック
"トーマステスト" と言うテストで、簡単に股関節の可動域をチェックできます。
② 片方の膝を抱え、できるだけ腰を丸める
③ もう一方の脚の力を抜く
④ 脱力した脚の筋肉の自然な緊張をチェック
このトーマステストを行う事で、股関節の様々な可動域制限が見え、更には原因も予測する事ができるのです。
原因となる筋肉を緩めたら、変化が出たかを再度トーマステストでチェックしましょう。
可動域制限の原因を特定!
今回は股関節の "伸展可動域" の制限をチェックし "原因となる筋肉の判断の仕方" をご紹介します。
股関節の伸展可動域の制限を起こす筋肉は "大腿直筋" と "腸腰筋" です。
このいずれか、もしくは2つの筋拘縮 (硬くなる事) が原因になり得ます。
このトーマステストを行う事で "どちらが問題になっているのか" を特定する事ができます。
大腿直筋が硬い場合
写真の様に「脱力した脚の膝が、90度以上伸展している場合」は、大腿直筋が硬くなっています。
腸腰筋が硬い場合
写真の様に「膝が股関節の高さより上がる場合」は、腸腰筋が硬くなっています。
これらの筋肉の拘縮が可動域制限の一因になります。
それぞれの筋肉を緩める事で、股関節の伸展可動域制限を改善する事が可能になります。
緩める方法は、ストレッチや筋膜リリースが有効です。
それ以外にも下肢の問題など、このテストで様々な状態がわかる。
まとめ
股関節の伸展可動域の制限がある人は "トーマステスト" でその原因を特定する事が可能です。
関節の可動域制限を解除する為には、その原因となる筋肉へ適切なアプローチをする事で、より高い改善効果を発揮します。
是非、トーマステストを利用して股関節の可動域改善に取り組んでみてください。
今日のツイート
会計の際に毎回『スイカで』と我が物顔で言っていたのですが、今日重大な事に気が付きました。
やっちまった。