瞑想がスピリチュアルの物でない事を体感すべく、習慣的に続ける様になり1年間が経過しました。
正確にいうと「忙しい」を言い訳にサボった日もあります。
また、意図的に2週間ほど瞑想をしない実験も行いました。
それを差し引いても、約340日は行ったのではないかと思います。
電車の中でもやってみました
森の中でもやってみました
お寺でもやってみました
クラブでもやってみました(失敗)
滝に打たれながらもやってみました(10秒)
僕が行っていたマインドフルネス瞑想は、最もメジャーである呼吸に意識を集中させる "呼吸瞑想" と呼ばれるもので、1日10〜15分を毎朝、余裕がある時は夜も行ないました。
瞑想を1年間習慣的に続けて実感した効果をお話しします。
目次
マインドフルネス瞑想とは?
そもそもマインドフルネスとは
「今行なっている事に全ての意識を集中させる事」
様々な事に意識が散漫になる(マルチタスク)よりも、1つの事に集中(シングルタスク)した方が効率や成果が上がる事が明らかになっています。
例えばスポーツの試合では
自分がやるべき事だけに集中する事(シングルタスク)で実力が発揮されやすくなります。
しかし、失敗するんではないかといった負の感情や緊張、更にはそれを打ち消そうとする意識など、様々な思考が頭の中で働く事(マルチタスク)で、やるべき事に集中できず実力が発揮されズラくなります。
これを普段からマインドフルネス瞑想を活用しトレーニングする事で、自らコントロールする能力を向上させるのです。
1年間実施して感じる効果
そもそも瞑想は、欧米では多くの人が取り入れている習慣ではありますが、日本ではこの様な習慣がないばかりか、怪しい習慣の様に思われがちでした。
しかし、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなどの実業家、タイガー・ウッズやイチローなどのトップアスリートが実践していると言う事で、日本でも近年密かにブームとなっています。
実際に科学的にプラスの効果を証明した研究も、数多くなされています。
そこで様々な効果が証明されていますが、僕が最も強く感じている効果は自己コントロール力の向上です。
もう少しわかりやす説明すると
「自分の中に湧いてくる感情に対して、無意識に言動を起こすのではなく、一度冷静に自分自身を俯瞰して、意識的にその感情を制御できる能力」です。
自己コントロール力が高まる事によって、何かを自分がやりたくない状況でも、目標を達成する為に必要な事なら実施したり、自分の感情や欲に振り回されるのではなく、以前より冷静に物事が判断できる様ったと感じます。
自分が何かに取り組む時や、人とコミュニケーションを取るときなどにその効果を強く感じます。
実際に俯瞰しながら行動できる為、途中で軌道修正をしたり、後から冷静に自己分析する事ができます。
意図的に2週間程瞑想をやめた時は、やはり徐々に自分の意識が弱まり、感情にコントロールされている様な感覚に陥り、欲や感情に振り回された言動をとってしまう事が増えました。
その他にも、集中力の向上や睡眠の質の向上など様々な効果を実感しています。
呼吸瞑想の方法
呼吸瞑想のやり方は非常に簡単です。
1呼吸に意識を向ける(吐く時間の方が長く)
2呼吸から意識がそれたらもどす
3時間までくり返す
これを朝起きてから10〜20分程度行います。
呼吸に集中しても、必ず湧いてくる自分自身の思考を観察します。
そこで意識がそれている事に気づいたら、また呼吸に意識を戻します。
瞑想には様々な方法がありますが、この様な手法が最もメジャーな呼吸瞑想です。
スポーツでも心技体と言われる様に、技術や体力だけではなくメンタルトレーニングの重要性は昔から知られています。
今の現状から脱却する為に、ぜひ瞑想を取り入れて見るのは如何でしょうか?
今日の一言
ピンチはチャンス!!