バンクシーから学ぶ食

「今日食べた物が未来の自分を作る」
僕は学生時代に体に興味を待ち、今まで長い事 "体の源である食べ物" に人一倍気を配ってきました。

 

そして気づいた事があります。

 

 

それは
「人は食に興味がない」と言う事です。
これは僕が十数年間、食と向き合ってきて痛感した現実なのです。

 

「いやいや、何言っちゃてんの?そんなワケ笑」
と思うかもしれません。

 

だって、あま〜いケーキにスタバのフラペチーノ、増し&増しのラーメン、芳醇に香るパン屋さんのパン、キンキンに冷えたビール、午前中2~3時間仕事したら "お昼何食べようか" と考え、夕方になったら "夜何食べようか" と考え、頭の中は食食食!I LOVE FOOD!!用もないのにコンビニへGO!

 

おっしゃる事はよくわかります。
どうか、落ち着いて僕の話を聞いてください…

 

 

No1作品はコレだ

先日、横浜で開催されている "芸術テロリスト" ことバンクシーの展示会に行ってきました。
バンクシーの社会風刺画は、ハッとさせられる様な心奪われる作品ばかりなのですが、僕が見つけた "No1作品" は「風船の少女」でも「花束を投げる男」でも「少女と爆弾」でもなくこちらの作品です。

バンクシーのストロベリードーナツ
【ストロベリードーナツ】
この作品はドーナツをのせた移動販売車が、警察に護衛され、利権によって過剰に保護されている "消費社会を批判する作品" です。

 

確かに、どう見ても体に悪い色の付いたあま〜いドーナツは、どうして多くの人を魅了し世界の "甘マーケット" を席巻しているのか。
似たところで言うと、どうしてタバコや酒がOKで、大麻がNGなのか。
食品マーケットにもまた深い闇がありそうです…

 

 

そして "No2作品" はそのすぐ隣にありました、こちらです。

バンクシーのチョコレートドーナツ
【チョコレートドーナツ】

 

色違い笑笑
この捻らなさには、完全にバンクシーに一本取られました笑

 

 

バンクシーは、多くの作品の中でアートのテーマの一つである "反資本主義・反消費社会" を訴え、この様に語っています。

人生の真の価値は、あちこちからやってくる大量のマーケティング情報に取って代られ、時として恐怖となる。私たちの暮らしに欠かせない物、その多くはマーケター特定の経済問題を解消する為に編み出された物だ。資本主義のシステムは、常により多くのものを買う事で、内なる空虚さと孤独感という主観的な感覚を埋める様に私達を促す。こうして私たちは、最後に自由を奪われてしまう、果たしてそれで幸せになれるのだろうか?

消費社会

 

食をテーマにした作品には、この様な物もありました。

バンクシーのトキシックメアリー
【トキシック・メアリー】
母親が、赤ん坊に毒のミルクを与えている作品です。

 

もし市販のミルクに体に悪い物が入っていたら?
スーパーやコンビニで売っている子供に飲み食いさせる物に、体に悪い物が入っていないと言い切れるでしょうか?

 

 

これらのバンクシー展で観た食品を描いた作品は、僕の中にある「人は食に興味がない」という考えに "ピシャリ" と重なり、その問題を提起してきたのです。

 

カレー味のう○こ

僕が「人は食に興味がない」と思う真意は、バンクシーの作品にもある様に「多くの人は、食べ物を視覚・味覚・触覚で評価し、中身には興味がない」という事を懸念しています。
実は多くの食品は、巧妙に "味" と "食感" と言うオブーラートに包まれ、その本当の姿は胃の中であらわにするのです。

 

いやいや、健康や体作りの為に、カロリー、栄養素、GI値、食べ合わせ、調理法、バリバリ意識していますけど!
という人もいるかもしれません。
しかし、毎日飲み食いしている物には、目で見る事ができない無数の情報が刻まれています。
 
例えば

原料はなんなのか
着色料・保存料などの添加物の有無
動物・植物はどの様な肥料や薬で育てられたのか
どんな水で調理されたのか
食品の鮮度の良し悪し
加工肉は何が含まれているのか

などなどです。

 

人工的に作られる食品添加物は、厚生労働省によると

安全性について食品安全委員会による評価を受け、 人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。

この様に "国の承認" が必要になります。

 

中には、1つの食品に対する "使用規定量" が定められている物もあります。
しかし、その食品で基準内でも、大量に食べたら?食べ続けたらどうなるか?という事については特に保証されていません
短期的に症状が出なければ、もし長期的に体をむしばんでいるとしても毒ではないのか?

 

そして、国がその人工添加物を認めれば、そこには "新たな利権" が生まれます。
例えば、人工甘味料が安全と認められたら、それを作る企業は儲かります。その企業の株主に国の議員が絡んでいたら?もしかしたら多少の健康リスクがあっても話を通すかもしれません
国によってマーガリンの様に、問題ないと言われ流通していた物に健康リスクが認められ、途中で規制された物もあります。

 

その他には、動物のエサが遺伝子組み換えのとうもろこしや穀物、ホルモン剤の注入、野菜に大量の農薬が使われるなんて事もよくあります。
加工肉は、何が含まれているかわからないものがほとんどです。正に、カップラーメンの謎肉です。

 

もちろん科学の進歩には、良い側面もたくさんあります。

大量生産ができ食が豊かになった
実際に全く人体に問題がない
食べ物が腐らず鮮度が保てる様になった
マズイ物がなくなった

 

科学が進歩し "美味しい物が安く手に入る事" には理由があります。
そして、今の世の中で生きている限り、これらを100%避ける事は不可能です

 
決して遺伝子組み換えや添加物が体に悪いとも、オーガニックだから体に良いとも限りません。
僕自身は、過度なアンチ添加物でもオーガニック厨でもヴィーガンでもないので、なんでも食べれます。何も考えずに、トレーニング中に色のついた液体を飲み、カロリーの低い甘いプロテインを飲んでいた時期もあります。
 
しかし、これら事実や背景を知った上で口にするのか、知らずに口にしているのかでは大きな違いがあります

 

子供の頃よく友達に

カレー味のう○こ、う○こ味のカレー Which do you like?

と聞かれましたよね?

 

その時、多くの人は "う○こ味のカレー" をチョイスしていましたが、
実は、多くの人は知らずに "カレー味のう○こ" を掴まされているのかもしれません。

 

道徳を凌駕する科学

「今日食べた物が未来の自分を作る」
食べた物は人の血となり肉となり、更に言えば体調や頭の働き、アレルギーや病気も食べた物に影響されます
(もちろん、遺伝や生活環境などの要因もあり、全てが食べ物で決まりませんが…)

 

例えば、近年 "子供にアレルギー持ちが急増している理由" にも、ここ十数年の食品の変化により内臓が弱り、免疫力が下がっている可能性も考えられています。
YouTuberのぷろたんなど、添加物を取り過ぎた結果、疾患に陥る人も実際にいます。
 
糖質の過剰摂取に適応していない人間の体が、砂糖や穀物を大量に摂取することにより、ホルモンのコントロールが効かなくなります。
そして甘い物やラーメン、糖の摂取を摂取する事で、幸せホルモン "セロトニン" の分泌のレバーを引く事を脳が覚え "糖質中毒" に陥っているのかもしれません。最悪 "糖尿病" を患う場合もあります。

 

食べ物は下痢になったり、体の反応として現れる場合もあれば、長期的に体を蝕んでいるものも多く、良し悪しを簡単に判断する事はできません。
しかし、食べ物が良くも悪くも体に影響を与えている事は確かです。
病気やアレルギーなど体の問題を抱えている人が、食で改善できる可能性も十分にあります。

 

国の規定には、余程でなければ多少健康リスクであっても、誰かの利益が優先される事が往々にしてあります。
既に、多少の悪影響より便利な物が優先され、科学の進歩は道徳を凌駕しています
しかし、これは "文明が栄える為には避けては通れない道" です。
今世の中で浸透し便利とされているコンビニ、ファストフード、電気、車、アスファルト、建物、電波、服などあらゆる物は、自然環境や健康など何かを必ず犠牲にしています

 

ただひとつ言える事は、独裁国家でもなく経済的にも恵まれている日本で生活している限りは、何を食べるか、どう生活するかは自由に選択する事ができます
バンクシーの訴える様に、今世の中にある物に飲み込まれ暮らす先に、本当の幸せは存在していないのかもしれません。
 

今日の一言
宗教も科学もUFOも何を信じるかは自由ですが、メディアや人や宗教、世の中や自分の中にある常識など、何かひとつを信じ心酔するのではなくて、常にあらゆる物をあらゆる角度からフラットに見ていられる様な人になりたいと改めて思いました。

 

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