『KYTバランス整体』の現場レポートをお送りします。
今回のお客様は、治療家の40代男性です。
普段はお客様の体を良くする治療家といえど、1日に何人もの方々に、身を粉にしてエネルギーを注いでいる為、体はボロボロ。
よく精神科医が精神病を患ったり、癌の治療家が癌を患ったりする様に、体を悪くする治療家も少なくありません。
長年、自らの体を犠牲にしながら、社会貢献をされている先生方には、本当に頭が下がるばかりです。
今までKYTの手技を、色々な方々に行なってきましたが、治療家の先生をお相手に、本格的に実施するのは初めて^^;
KYTの手技を使った "バランス整体" では「可能な限り一回のセッションで、体の状態を改善し、必要なエクササイズをレクチャーして、自らの体の治癒力で、良い状態に体を戻す事」を目指して行っています。
という事で、プレッシャーを感じながらも、少しでも良い成果が出る様に、今回もlet’sチャレンジ!
バランス整体では、最初にどの様な動作で痛みが出るのかを、細かく細かくチェックしていきます。
それでは、さっそく今回もチェケラ!
はい、、見事に何しても痛みが出ます、、^^;
ざっくり状態をまとめると
□ 背中の痛み
□ 肩の痛み
□ 足首の痛み
□ 体の硬さ
□ 首の可動域制限
□ 足のサイズの左右差
正に "バキバキ" といった状態です。体からも本当に日々苦労されているのが感じ取れます。
という事で、今回も正攻法で骨盤周りから責める事に。波動拳。
普段から趣味のボクシングなどで、体を動かしているという事で、反応は上々!
実は、体が歪むと左右の足でサイズが1㎝前後の差が出る事があるのですが、片側を調整したところ逆転。
左:before 右:after
更に、反対側にも "波動拳" をお見舞い。
この時点で、骨盤の歪みは、ほぼほぼ改善されました。
肩まわりや、体の硬さがまだまだあったので、もう一撃、昇竜拳。
だいぶ体の柔軟性も向上し、動作を再チェックしたところ、可動域も向上し、背中周り、足首の痛みもかなり緩和された模様です。
普段、治療家をされているという事で、ご自身の体の変化にもとても敏感。
途中で「内臓がギュルギュルと動き出したので、それが体がリラックスし始めた合図」だと仰っていました。
体がリラックスする事で、副交感神経が働き尿意を催し、お手洗いに行きたくなるのだとか。
なるほどな~、人のお話を聞くと、本当に色々と勉強になります!
という事で、お手洗いに行かれるのを見送って、今回も無事終了。
少しでも満足していただけて「あ~、今日も人のお役に立てたなあ」と、喜ぶのも束の間。
次の "ストリートファイト" に備えて、新たな技を磨く旅路に就くのでありました。
つづく