これからの未来、AIの進歩により20年後には今ある職業の50%以上が確実になくなり「将来的には80%の仕事がなくなる」と言われていますが、失業の準備はしていますか?
特に大したスキルを必要としない仕事は確実になくなると言われています。
危機感が高い人は既に副業を始めたり、収入源を増やしその時に備えています。
しかし、まだ全く心の準備ができていない人も多いのではないでしょうか?
AIの普及によって、突然あなたの仕事が奪われる未来もそう遠くはないかもしれません。
このシンギュラリティと呼ばれるAIによる変化は、フィットネス業界にも例外なく訪れます。
既に多くのシステムは自動化され始めています。24時間無人ジムがそれを象徴しています。
フロントや清掃スタッフは当然なくなりますが、専門スキルが必要なトレーナー、スタジオインストラクターはどうでしょうか?
僕の結論から言うと「大部分はなくなるが、徐々に富裕層向けサービスとなり雇用は減る」です。
目次
8:2の法則
「8:2の法則」と言う法則を聞いた事ありますか?
世の中の2割の人が8割の資産を所有し、残り8割が2割の資産を分け合っていると言う法則です。
この様な法則が現状として考えられています。
しかし、50%の仕事がなくなる20年後はどうでしょうか?
この法則が崩れ、2割の富裕層が9割以上の資産を手にしている可能性があります。
つまり、貧富の差が益々大きくなります。「2割の超富裕層と8割の貧困層」です。
今回はこれを前提としてお話しします。
フィットネス業界に起こるAI化の波
総合型ジムからパーソナルジム、そして24時間無人ジムとフィットネス業態は変化をとげ、既に莫大なコストが掛かる総合型ジムや、供給が飽和化しつつあるパーソナルジムの需要は下り坂に入っています。
専門スキルが必要なトレーナーやスタジオインストラクターは主に総合型ジム、スタジオ特化型ジム、パーソナルジムを活動拠点にしていますが、その役割はどの様に変化していくのでしょうか?
スタジオインストラクター業の場合
既にVR映像を駆使したスタジオ施設が日本にもありますが、将来はインストラクターは映像の中に入ります。
映像技術が進歩する事で、本当に人がそこにいる様な映像を映し出す事ができる様になります。
しかし、「スタジオインストラクターは人がやる事に価値がある!」そう思いませんか?
アーティストのコンサートが人じゃなく、人と勘違いする程の映像だったら行きますか?きっと行きませんよね。
ところが、AIインストラクターがレッスンするスタジオが従来の半額の月会費であったらどうでしょうか?
「別にAIでよくね?」
となる人が大半のはずです。AIは2045年には人類の知能を超えている言われている為、今では想像できない程のクオリティです。もちろん美人でイケメンです。しかも前述した様に、貧困層だらけの世の中では迷う余地がありません。
始まる前に画面上にCMを流せば広告費が発生するので、もしかしたら会費もほとんど無料に近くなっているかもしれません。
従来通り総合型ジムが人を雇い続けたとしたら、無人のスタジオ特化型ジムに顧客が奪われ、衰退の一途をたどります。
トレーナー業の場合
トレーナーは流石にAIにとって変わらない?
いや、既にAIトレーナーを導入しているパーソナルジムが主要都市に登場しました。
動きの質の改善などの細かいスキルを追求すれば、まだまだ人の能力が必要になります。
しかし、貧困層が増えた世の中ではここでも「AIでよくね?」と言う思考の人が増えます。
従来のパーソナルトレーニングより、圧倒的に安い料金で受ける事が可能になるのです。
こちらでも、CMを流して広告費が発生すれば、お客様がお金を払う必要なくなります。
つまり、人からトレーニングを受けるのは富裕層だけに様変わりします。
まとめ
AIの進歩の波はフィットネス業界にも例外なく訪れます。
将来的に需要は「人から習う富裕層」と「AIから習う貧困層」の二極化が起こると考えられます。
富裕層が全体の2割であることを考えると、単純計算で80%のフィットネスインストラクターやトレーナーはいらなくなります。
つまり、インストラクター業は「大部分はなくなるが、徐々に富裕層向けサービスとなり雇用は減る」と言う将来が予測されます。
世の中全体の仕事がなくなる流れからすると、20年後以降の変化であると考えられます。
そもそも「働く事」自体の定義が今と全く変わると思いますが、フィットネス業界にこの先長く従事される方も早めに次の柱を作っておいて損はないはずです。
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3インプット7アウトプットです。
アウトプットを超絶増やしまくる事がインプットに必要なのです。兎に角、出しまくる事が大切です。