怪我をすると関節周りに水が溜まり、更に抜いても抜いても溜まってしまう…なんて事があると思います。
特に膝関節がその代表的な関節です。
関節に水がたまると痛みが生じ、関節がスムーズ動かなってくると思います。
一体なぜ関節に水が溜まるのでしょうか?
目次
関節の水とは?
そもそも水と呼んでいるものは、関節の骨と骨の間には存在する滑液と呼ばれる液体です。
実はこの滑液があるおかげで、関節は摩擦がなく非常にスムーズに動くのです。
滑液の周囲には関節胞があります。
この関節胞から、滑液が分泌されたり吸収されたりしているのです。
では一体なぜ液体が溜まってしまうのでしょうか?
関節に水が溜まる原因
関節の本来の可動域を超えて伸ばされたり捻られたりする事によって、膝関節に水が溜まります。
関節胞が炎症を起こし滑液を分泌させる事によって、炎症を修復させる為に滑液を分泌させ、固定する働きが起こるのです。
この様に関節の異常な動きが起きた時に、人間の自然治癒能力として関節に水を溜めるのです。
関節の水を抜いた方が良い?
関節の水が溜まったままにすると関節の可動域が制限される為、関節の機能の低下が起こります。
しかし、水を抜いても関節への負担が変わらない限り、再び水が溜まる可能性も高いのです。
つまり、膝の水を抜いたら、関節に負担の掛からない様に安静するか、トレーニングを行って動作の改善を図りましょう。
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今日の一言
怪我をしたり失敗をしたり敗れたりすると、過去の言動を後悔したり、先行きが不安になったり、挫折したりする事があると思います。
トレーナとして、人として、そんな人の役に立てたら、少しでも背中を押せたらなと、おこがましくも思っています。
トレーナとして、人として、そんな人の役に立てたら、少しでも背中を押せたらなと、おこがましくも思っています。