▷「ストレートネックを改善したい!」と思っている方
▷「肩こり」「首こり」「偏頭痛」でお悩みの方
『日本人の9割はストレートネック』と言われています。
普段から家事やデスクワーク、スマホなどで、下を向いている時間が長いかと思いますが、この様な生活習慣により、多くの人に "ストレートネック" は生じます。
ストレートネックとは、元々頸椎にあるS時カーブが失われ、真っ直ぐになっている状態です。
これにより、 頭部が前方に出て、その負担により肩コリや頭痛、腕の痺れ、体全体の姿勢の乱れによる様々な問題が、生じるのです。
目次
ストレートネックのによる問題
ストレートネックは、近年では「スマホ首」とも呼ばれていますが、胴体に対して頭が前方に出ている姿勢を呼びます。
人の頭部の重さは、体重の約8%ほどと言われますが、ボーリング玉(4~5kg)の重さをイメージしてもらうと良いと思います。
そう、体の最上部に、結構重たいモノがついているのです。
この頭部のポジションの乱れが、首回りを中心に体に大きな負担を掛け、
頭部の重さによる「肩コリ」
頭部の筋肉まで硬くし起こる「偏頭痛」
首の筋肉の緊張により神経が圧迫される「腕の痺れ」(斜角筋症候群など)
姿勢の乱れから起こる「腰痛」や「背中の痛み」
などの原因となるのです。
改善方法
ストレートネックになると、頭部の重さが原因になり、首周辺の筋肉(僧帽筋上部や胸鎖乳突筋)に硬さが生じる様になります。
まず、これらの筋肉をストレッチ緩める事からスタートします。
エクササイズの流れは
可動域改善エクササイズ
筋力トレーニング
です。
ストレッチ
片方の腕で頭部を傾け、首筋(僧帽筋上部)を伸ばして行きます。
傾ける角度に変化をつけながら、最も伸びが感じるところで、呼吸を止めずに20秒ほどストレッチを行いましょう。
指で顎を斜め上方に押し、首の横の筋肉(胸鎖乳突筋)を伸ばします。
伸ばしている側の肩は、下げる様に意識しましょう。同様に20秒ほどストレッチをします。
これを左右行いましょう。
可動域改善エクササイズ
うつ伏せになり、顎の下に拳を1つ置きます。
首を軸に左右に30回ほど回旋します。
次に、同様に耳が肩に近づく様に30回ほど左右に倒します。
顎を拳に乗せたまま、30回ほど頭を上下に動かします。
※ 余裕がある人は、全て拳を2つ置いて行ってください。
筋力トレーニング
仰向けになり、後頭部を地面に押し付けます。
顎を引いて、二重顎になる様に動かします。この際に肩が上がらない様に気をつけましょう。
押し付けた状態で2~3秒キープし、これを数回繰り返します。
ストレートネックを予防・改善する為には、これらのエクササイズ日々行い、日常の姿勢を意識することが大切になります。
体の様々な不具合は、姿勢や動作不良など、いくつもの要因が絡み合って生じています。
もしかしたら、ストレートネックを改善することで、悩んでいる体の不具合が改善するかもしれません。
ストレートネック予防におすすめグッズ
基本的にPCでデスクワークを行ったり、スマホや読書をすることで、目線が下がりストレートネックを引き起こしやすくなります。
これらの問題を改善する為には "目線の高さ" に対象物を持って来る必要があります。
そんな時に、おすすめのグッズは「書面台」です。
本でもノートパソコンでも置くことができます。
パソコンの場合は、別途Bluetoothキーボードがあると便利です。
是非、作業部屋に取り入れて見てください!
今日の一言
肩凝らないのかな??