仰向けで寝れない理由【息苦しい原因と改善法】#232

『夜寝る時息苦しさを感じる』
『仰向けが理想というけど、仰向けだと寝れない』

こんな、お悩みを抱える方もいると思います。
 
睡眠の質が低下すると

□ 寝ても疲れが取れない
□ 朝起きると体が痛い
□ 朝スッキリと起きれない

などの問題が発生する事があります。
 
睡眠の質は、生体リズムの乱れなどによって低下する事があり、食事・運動・精神など、あらゆる側面を改善する必要がある場合もあります。
しかし、『仰向けで寝ると息苦しい場合』は、ちょっとした工夫で改善できる可能性があるのです。
 

 

目次

仰向けで寝れない理由

仰向けで寝れない理由
仰向けで寝れない人の原因は『反り腰』です。
実は、反り腰は呼吸を制限する為、深い眠りにつく事が難しくなるのです。
 
実際に、極端な反り腰を作ってみてください。
息が吸いにくくなる事がわかると思います。
これは、腰が反る事で、呼吸に大切な肋骨の動きが悪くなる事が関係しています。
 
つまり、仰向けで寝た時に息苦しさを感じる場合

□ 普段の姿勢が反り腰
□ ベッドが柔らか過ぎる

この2つが考えられます。
 
普段の姿勢に関しては、セルフチェックをしてみてください。
またベッドが柔らか過ぎると、お尻が沈みやすくなり反り腰を誘発する可能性が考えられます。
 
仰向けでも正しい呼吸で熟睡する為には、この反り腰を改善する事が有効になるのです。
 

 

呼吸と自律神経の関係

睡眠と呼吸
人が深い眠りにつく時には、心身がリラックスした状態になり "副交感神経が優位の状態" を作る必要があります。
 
その為に必要な要素のひとつは "呼吸" です。
呼吸がゆっくりと深い状態になると、副交感神経が働き、心身が "リラックス状態" になります。
 
一方で、呼吸が短く浅い状態になると、交感神経が優位になり、心身が "緊張状態" になります。
運動事や緊張を感じた時に、呼吸が短く浅くなるのを感じた事があると思います。
 
この様な呼吸の乱れは "反り腰" によっても引き起こる事があるのです。
反り腰が『息苦しくて寝れない状態』を作り出している可能性があるのです。

 

反り腰改善に有効な方法

根本的な姿勢を改善する事が理想ですが、ひとまず反り腰を矯正する為に、有効な方法があります。
それはお尻の下部にタオルを丸めて置く方法です。
坐骨タオル
この様にタオルを置き、坐骨を持ち上げる事で。反り腰を矯正する事ができます。
 
睡眠の質が高いか低いかによって、次の日の体の状態には大きな違いが出ます。
是非、仰向けで息苦しさを感じる人は、寝る時の姿勢の改善を行ってみてください。
 
 

 

今日の一言
反り腰は、睡眠の質だけではなく、運動時の体の機能に大きな変化を与える事が往々にしてあります。
実は、怪我や痛みなどの体の様々な症状も、反り腰が原因で起きている事も多いのです。

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