『できれば手術はしたくない』
と、手術を勧められた人は一度は思うのではないでしょうか?
最初に断っておきますと、僕は外科医ではないので『手術をするべきか、やめるべきか』の判断はできません。
それを踏まえた上で、少しでも "手術の選択に悩む人" のお役に立てればと思っています。
目次
痛みの原因は本当にそこ?
骨折や大怪我など、緊急手術が必要な人以外が外科手術を受ける理由は『辛い痛みを改善する』が、ほとんどだと思います。
手術内容の多くは "膝・肘・足首・股関節" と言った、関節の靭帯や骨の問題だと思います。
まず事実を押さえておくと、今起きているレントゲンやMRIに写る体の問題は、自然治癒が不可能であれば、手術意外に再生手段はありません。
しかし "痛み" はどうでしょうか?
本当にその患部の問題が100%の原因でしょうか?ここが大事なポイントです。
これは仮説ですが…
例えば、膝の変形性関節炎と診断され、痛みを抱えている人がいるとします。
しかし、膝の痛みの内、変形性関節炎が直接原因となっている割合は20%で、実は残りの80%は別のところに原因がある可能性があります。
つまり、その80%の原因の対処ができれば、100%痛みを改善できなかったとしても手術を回避し、ある程度快適に暮らす事はできるのです。
また、膝の手術をした人が、手術後の痛みに悩んでいるとします。
関節組織は正常に戻っているものの、数か月経過しても痛みが改善しません。
つまり、膝の痛みを起こしていた原因の大部分は、手術をした患部ではなかった可能性があるのです。
実は、上の2つの例は実際にあったお話しです。
では何が痛みの原因になっているのか?
それは "筋肉" です。
筋肉が緊張する事によって、骨格が歪み、関節組織に負担をかける事で神経が圧迫され痛みを起こします。
ここはメディカル的に中々判断がしにくいので、病院で見落とされてしまうところです。
その筋肉の問題が元々持っていいた物なのか?患部をかばって動く事によって生じたのか?は人それぞれです。
しかし "痛み" に着目した時に、映像に写る患部だけではなく、これらの筋肉の問題も同時に議論しなければならないのです。
KYTで痛みを改善
では痛みを改善する為にどうすれば良いのか?
それは "KYT" と呼ばれている手法を、ぜひ一度受けてみてください。
KYTは僕も実際に導入しているので、宣伝ぽくなってしまうのですが、全国、全世界でこの手技を導入しているトレーナーや治療家がいます。
KYTは、解剖学や運動学に基づいた手法で、痛みの改善だけでなく、痺れ・坐骨神経痛・頭痛などの体の痛みから、倦怠感・易疲労感・めまい・冷えなどの不定愁訴まで、改善された症例がいくつもあります。
変形性関節炎やヘルニアの診断されてから、症状が改善された症例も多くあります。
もちろん、前十字靭帯の再建や内臓疾患など、手術をすべき物は打つ手がなく、あくまでも痛みへのアプローチです。
KYTを導入している整体や治療院は全国、全世界にあるので、一度お近くにあるか検索してみてください。本当におすすめです。試してみる価値が大いにあると思います。
最後に念を押しますが、手術を否定している訳でもなく "痛み" を改善する事を考えると『他のアプローチもあるよ!』と言うお話しで、全てはケースバイケースです。
今抱えている体の問題の糸口が見つかる事を願っています。
一度切断された神経の伝達の回復遅れる事や、組織の癒着は必ず起こります。然るべき処置が必要になります。
是非、多角的に判断し最終的な決断をしてください、応援しています!