【関節が硬い原因】曲がらない関節は今すぐ曲がる様にすべき #266

痛みや怪我をする人のよくある特徴として「関節の可動域が狭い」というものがあります。
#本当によくあります

 

「本来あるべき関節の可動域が失われている」という事は、他の関節が必要以上に動いてしまったり、必ず他の部位に "過剰な負担" を掛けます。
怪我をした人の体をチェックすると「怪我をする前からどこかの関節に問題を抱えていること」が往々にしてあります。つまり、怪我は起こるべくして起こるのです。

 

どんなに良いトレーニングをしても「スポーツで絶対成功する!」という保証はありません。
しかし「その体の状態だと絶対に怪我する!」というものはあり、それを改善すれば "怪我という失敗" を未然に防ぐ事はできます。

この様に "怪我という失敗のリスク" を減らしていく事で、長期離脱やパフォーマンスの低下を防ぐ事ができます。
結果を出す為にトレーニングをするのではなく「結果が出ない "怪我という失敗のリスク" を、ひとつひとつ消していくこと」が、トレーニングの重要な役割であり、結果的に成功の可能性を上げることにも繋がるのです

 

 

目次

関節が硬い原因

関節が硬い原因

関節の基礎的な仕組みを確認すると、関節は "骨と骨の繋ぎ目" です。そして、その関節を動かしているのは "筋肉" です。つまり関節が曲がるも曲がらないも、筋肉によって引き起こされます
#関節胞などに問題がある事もあるけども

 

僕の経験上ですが、どんなに関節の可動域が狭い人でも、何度か施術を繰り返す事で、通常の可動域に戻ります。
筋肉の硬さより「関節の連動」がボトルネックになっている場合は、一度の施術で改善することがほとんどです。

 

怪我を繰り返し「関節組織が駄目になり、もう曲がらない」と思っていた関節も "体の失われている機能" へアプローチする事で曲がる様になります。

 

ここでいう「関節の連動」とは、例えば膝関節であれば、曲がる時には膝下が内側にねじれながら曲がります。
この様に、意外と複雑な動きをしている関節に対して、正しくアプローチする事ができれば、失われていた関節可動域を復活させることが可能なのです

 

 

関節に必要な可動域とは?

関節可動域

関節の細かな可動域は日本整形外科学会が発表している関節の可動域を参考にしていただくのが良いかと思います。
大切なことは可動域が "正常" であることです。

 

関節の可動域が狭いことも問題ですが「関節の可動域が広すぎること」も問題です
可動域が広すぎる人は、本来伸びてはいけない靭帯が伸びてしまっていたり、結果的に体に負担をかけ痛みを引き起こす可能性が上がります。
#関節が柔らかすぎる人は歳をとってから苦労する

 

また関節の可動域制限は、基本的な動作でも確認する事ができます。

□ 正座
蹲踞そんきょ(しゃがむ動作)
あぐら
万歳ばんざい

この様な姿勢が取れない人は、どこかしらに関節可動域の制限があるので、その関節を特定し改善する必要があります。

 

関節の可動域が狭いと、例え今は体に問題が起きていなくても、将来高い可能性で痛みや怪我が起こります
是非、この様な体のマイナス因子を潰し、長く高いパフォーマンスを発揮できる体作りを行いましょう!

 

 

今日の一言
昔からあまりゲームをやらないのですが、そんな僕が神ゲーだと思っているRPGがFF10です。
ゲームと言うよりもはや映画なのですが、感動的な物語、登場人物、音楽、20年経つ今も色褪せません。
プレイした事がない人は、YouTubeのストーリー解説を見るだけでも感動できるので、是非みてみてください。
死ぬまでにもう一度はプレイしたいと思っています。

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