オリンピック開会直前に、関係者の "黒歴史" を掘り返し、ネットリンチで辞任に追い込むと言う「異常」としか言いようの無い空気の中、昨日オリンピックの開会式が行われました。
#罪を憎んで人を憎まずで良くない?
#日本のコロナストレス恐るべし
開会式の選手入場曲ではドラクエ、FF、クロノトリガーなどの名曲が流れ、完全に心が持ってかれてしまった...青木こと「サントラオタク」です。
特に、オープニングの「ロトのテーマ」には、本当にサブイボでした。
#ブログを書く時のバック音楽はFFかドラクエ
#ってくらい好き好き好き
今日から本格的に始まったスポーツ競技もですが、日本のゲーム文化、歌舞伎、一流アーティストによる歌・音楽・踊り・ピクトグラムなどのパフォーマンス。これらの芸術が持つパワーの大きさ、偉大さを感じました...
本来は、そこに出演するアーティストにとって、オリンピックの開会式は "晴れ舞台" であるはずです。でも、もしかしたら世間の批判を浴び、ネットリンチを恐れて "背徳感" を感じていたかもしれません。
そんな逆風の中、準備に時間を掛け、最高のパフォーマンスを完遂したアーティストの思い妄想すると、自然と涙がポロポロ出てきます。
#妄想族
確かにリーダーや組織には問題があるのかもしれないけれど、全てが悪な訳ではなく、決してメディアや大衆が "アスリートや関係者の夢や信念" を邪魔してはいけません。
#むしろ邪魔する意味
#たぶん他人の不幸で蜜すってる人
#蜜すわせているメディア
何と言うか、どんな物事でも一生懸命取り組んでいる人は美しいし、色っぽく感じるのは僕だけではないと思います。
いい人ぶる訳ではありませんが、決してそれを批判する事なんて僕には理解が追いつきません。
昨日の開会式を観た上で、オリンピックに批判的だった人たちも、無作為にそこに関わる人を批判する事なんてできなくなったんじゃない?なんて思っています。いや、願っています。
#開会式をLIVEじゃくて今朝YouTubeで観た事は内緒
目次
アスリートの貧富の差
やっぱり多くのアスリートにとって "オリンピック" は特別であり、世界最高の舞台です。
スポーツの世界では、オリンピックに出場する事、メダルを取る事に命を賭けている人達が大勢います。
そしてアスリートの中でも、その舞台に立てるのは一握りで、庶民の僕らには想像し得ない様な思いを、それぞれの選手が抱えて本番に備えているはずです。
オリンピックが最も特別な理由のひとつには「普段全く注目されないスポーツ競技にも光が当たること」があるかと思います。
実は、スポーツアスリートを続けると言うことには、色々な障壁があります。
その最たる問題が「金銭問題」です。
例えば、野球やサッカー、テニス、ゴルフの様な人気があり、興行化されているスポーツは、オリンピックレベルの選手なら多くの収入があり、誰もが羨む様な華やかな生活を送っているはずです。
しかし、スポーツ全体で見ると "そうでないスポーツの方が圧倒的多数" なのです。
トップ選手であっても、所属先やスポンサー探しに骨を折り、生活費や大会参加への遠征費、トレーニング費などが負担となり、現役を続けることが困難になる選手も少なくありません。とても残酷ですが、お金がなくなればそのスポーツを辞めざるを得ないのです。
そんなマイナースポーツにとって、オリンピックは、光を浴びるチャンスを秘めた "4年に1度の特別な大会" なのです。
スポーツの社会的価値
スポーツの現役選手が、そのスポーツでお金を稼ぐ為には、そのスポーツや選手のプレーを見たくて人が集まったり、その選手自体に価値が生まれて、ファンや企業広告が付くしかありません。
#今の時代は色々な方法がある気もするけど
当たりかもしれませんが「スポーツの社会的価値」は、有形無形に限らず、そのスポーツに、その選手に集客力があるかないかで全てが決まります。
既に "興行化" されているスポーツは、スポーツ自体にも大きな集客力があります。
しかし、そうでないスポーツは「あの選手を応援したい!」が入り口になってスポーツに興味を持ってもらうしかないのです。
つまり、マイナースポーツにとって、オリンピックに出場する選手がメダルを取り活躍することで、そのスポーツの未来に大きな影響を与え可能性があるのです。
例えば、2008年の北京オリンピックで銀メダルを獲得した、フェンシングの太田選手とか。
その後のフェンシング界のことは、詳しくは分かりませんが、今でも彼の話題はニュースになったりしています。
#フェンシング会長の後任がなぜか武井壮
#武井壮は元陸上選手
実力がモノを言うスポーツの世界では、周囲からチヤホヤされている選手でも、その辺のサラリーマンの方が年収が高いなんて事もザラにあります。
#夢を与えるはずのスポーツ選手の夢のない現実
どんなお仕事でも同じだと思いますが、人が集まれば集まる程、そこにはお金が集まりまり、更に便利で、更に喜ばれる商品やサービスに発展します。
スポーツも人気が出ればお金が集まり、環境や設備が整い、スポーツ人口が増えれば良い選手が育ち、更に人気が出る。
オリンピックは、そんな "可能性に希望を抱く大会" でもあるのです。
残酷な現実問題
最後にそんな希望を "絶望" に変えてしまうかもしれない、個人的な見解で締めたいと思います。
#性格悪すぎ
#青木改め黒木
過去を振り返っても、フェンシングの太田選手の様に、柔道の柔ちゃんの様に "オリンピックの恩恵" を受けたマイナースポーツの選手は、決して多くはありません。
#ママでも金
その理由のひとつには、オリンピックの恩恵を受ける為には「メダル獲得が必要最低条件」であり、柔道やレスリングの様な、同一種目でメダリストが複数いる様な場合は「連覇をしないと世間の注目を集めることすらできない」という事にあると思います。
#難易度MAX
更に、現実問題、オリンピックで注目を集めたスポーツの熱が4年間冷めず、社会的地位が上がるなんて事は無理ゲーです。
いくつか理由は考えられますが、そもそもスポーツや選手に興味を持って、実際に観戦したり支援するのは人です。人が集まらない限り企業も集まってきません。
しかし、そもそも日本の人口は今後減少していく一方ですし、未来のプレイヤーである子供が減れば、マイナースポーツかつ人数が必要なスポーツは確実に過疎化していきます。
#ラグビーとか激ヤバ
更に更には、人口が減少すれは、選手の奪い合いだけではなく、観客の奪い合いも激化します。人口1人あたりの可処分時間には限度があるので、野球やサッカーの人気が爆下がりしない限り、マイナースポーツに永続的に観客が流れるなんて事は非現実的なのです。
#ただでも楽しいエンタメに溢れる世の中
#GAFAMに可処分時間奪われすぎ
そんなこんなで、今までと同じ様な仕組みの中では、絶対にマイナースポーツの勝ち目はないのです。
もしかしたら未来の日本で発展するスポーツ競技には、革命的な指揮者がいて、社会やコミュニティ、文化の様な仕組みに入り込む様な、今までとは全く違った方法を考えているかもしれません。