※ この記事は疾患のない私が血糖値センサー『フリースタイルリブレ』を "体のパフォーマンスの向上" を目的として使用したレビューです。疾患をお持ちの方も、そうでない方にも参考にしていただければ幸いです。
『血糖値の変動をコントロールする事が、スポーツや仕事のパフォーマンスを左右するよ』
というお話は、前回の記事でも詳しくお話しましたが、記事の最後にご紹介した血糖値センサー『フリースタイルリブレ』を実際に使用してみました。
結論から申しますと『絶対に!1度はやるべき自己投資』です。
血糖値は、食事で糖質を摂取する事で変動する数値です。
ネットでググればGI値と言う指標を元に、血糖値の変動を起こしやすい食べ物が何かはすぐわかります。
しかーし!
実は、その変動には個人差があるだけでなく "同じ物でも摂取する時間によって変動が異なる" という事があるのです。
つまり、人の体によって反応が様々なのです。
今回は、実際に血糖値センサー『フリースタイルリブレ』を使用して、様々な食べ物に対する自分の体の反応を実験してみました。
そして、僕も今まで知らなかった "意外な体の反応" を発見する事ができたのです。
目次
血糖値センサー「フリースタイルリブレ」
元々、血糖値測定は、糖尿病患者や、ハードなトレーニングを行うアスリートがよく行う物でした。
最も一般的な測定方法は、指先から採血し、センサーで血糖値の測定を行う方法です。
正直、毎回行うには少し面倒で、針が嫌いな人には少し辛い物があります…
しかし、フリースタイルリブレはその点、非常に優れています。
一度腕にセンサーを取り付ければ、読取り機を近づけるだけで自動で血糖値が測定できます。
し・か・も、なんと!
24時間記録し続けてくれます。優れ物です。
寝てる間もずーっとデータを残してくれます。
採血での測定では、点でしか見られなかった数値が、自動で "グラフ化" されるのです。
この機器のデメリットを上げるとしたら、センサーが2週間の使い捨てなので、定常的に血糖値測定が必要な糖尿病の方には、少しランニングコストが高いのかもしれません。
とは言え、24時間の血糖値変動をデータで見られるので "血糖値変動を見逃す事がない優れ物" なのです。
数年前までは、医療器具として扱われていたこの血糖値センサーですが、現在はAmazonでも購入が可能で、僕の様な一般人でも購入ができる様になったのです。
フリースタイルリブレの感想
血糖値センサーを2週間使ってみてわかった、僕の体の最も意外な結果は
「夕方頃まではGI値が高い物でも、あまり血糖値が上がらない」
と言う結果です。
例えば、白米を単体で食べても、15時頃までは空腹時血糖値から+20mg/dlから多くても+40mg/dlほどの変化しかなく、しかし夕方から時間が遅くなるにつれて+60mg/dlから80mg/dlの変化がありました。
この結果は、個人的にはかなり意外な物でした。
これは一般的にも言われている事ですが、夜にGI値が高い物を摂取する場合でも、食物繊維と一緒に食べたり、時間をかけて野菜、肉や魚、糖質の順で摂取する事で、血糖値の変動をかなり抑える事が可能です。
外食でコース料理を食べる時に
「なんで米が最後に出てくるんだよ!」
とずっと不思議に思っていましたが、ちゃんと考えられているんですね笑
それ以外では、再確認できた物などもありますが、
□ 夜に血糖値スパイクが起こると次の日むくみや調子の悪さを感じる
□ やはり食物繊維の摂取は大事
□ 血糖値スパイクが少ない方が、睡眠時の血糖値が安定し、ぐっすりも眠れる
□ なんだかんだ果物は血糖値を上げる(特に夜)
などなどです。
全ては書ききれませんが、2週間積極的に色々な食べ物を摂取し、食品毎の血糖値の変動を知る事ができました。
今まで、自分の体に合う食事を色々と試してきましたが、その良し悪しの判断材料のほとんどは「体調が良い」「寝起きが良い」と言った感覚に頼る物でした。
しかし、初めて食事による血糖値の変化を数値で見る事ができ、今まで気が付けなかった意外な発見があり、大幅に改善ができました。
正直、最初はこの為に15000円を掛けるのは少し高いな、と思いましたが、余裕でそれ以上のバックが見込める良い自己投資でした。
また、Amazonで購入しセンサーを取り付けた後、上手く読取り機が反応せず、会社に問い合わせたら、新しい物をすぐに発送していただけました。
たまにセンサーエラーが起きる事があるそうですが、対応はとてもよかったです。
『フリースタイルリブレ』は "最近ゲキ押しのアイテム" です。
体と食事の相性をチェックし、体のパフォーマンスを自由自在にコントロールできる様になる為に、是非一度試してみていただければと思います!
あ、センサーをつけている時は、センサーをぶつけない様に気をつけて生活してください!