痛みや怪我をする人のよくある特徴として「関節の可動域が狭い」というものがあります。
#本当によくあります
「本来あるべき関節の可動域が失われている」という事は、他の関節が必要以上に動いてしまったり、必ず他の部位に "過剰な負担" を掛けます。
怪我をした人の体をチェックすると「怪我をする前からどこかの関節に問題を抱えていること」が往々にしてあります。つまり、怪我は起こるべくして起こるのです。
どんなに良いトレーニングをしても「スポーツで絶対成功する!」という保証はありません。
しかし「その体の状態だと絶対に怪我する!」というものはあり、それを改善すれば "怪我という失敗" を未然に防ぐ事はできます。
この様に "怪我という失敗のリスク" を減らしていく事で、長期離脱やパフォーマンスの低下を防ぐ事ができます。
結果を出す為にトレーニングをするのではなく「結果が出ない "怪我という失敗のリスク" を、ひとつひとつ消していくこと」が、トレーニングの重要な役割であり、結果的に成功の可能性を上げることにも繋がるのです。
目次
関節が硬い原因
関節の基礎的な仕組みを確認すると、関節は "骨と骨の繋ぎ目" です。そして、その関節を動かしているのは "筋肉" です。つまり関節が曲がるも曲がらないも、筋肉によって引き起こされます。
#関節胞などに問題がある事もあるけども
僕の経験上ですが、どんなに関節の可動域が狭い人でも、何度か施術を繰り返す事で、通常の可動域に戻ります。
筋肉の硬さより「関節の連動」がボトルネックになっている場合は、一度の施術で改善することがほとんどです。
怪我を繰り返し「関節組織が駄目になり、もう曲がらない」と思っていた関節も "体の失われている機能" へアプローチする事で曲がる様になります。
ここでいう「関節の連動」とは、例えば膝関節であれば、曲がる時には膝下が内側に捻れながら曲がります。
この様に、意外と複雑な動きをしている関節に対して、正しくアプローチする事ができれば、失われていた関節可動域を復活させることが可能なのです。
関節に必要な可動域とは?
関節の細かな可動域は日本整形外科学会が発表している「関節の可動域」を参考にしていただくのが良いかと思います。
大切なことは可動域が "正常" であることです。
関節の可動域が狭いことも問題ですが「関節の可動域が広すぎること」も問題です。
可動域が広すぎる人は、本来伸びてはいけない靭帯が伸びてしまっていたり、結果的に体に負担をかけ痛みを引き起こす可能性が上がります。
#関節が柔らかすぎる人は歳をとってから苦労する
また関節の可動域制限は、基本的な動作でも確認する事ができます。
この様な姿勢が取れない人は、どこかしらに関節可動域の制限があるので、その関節を特定し改善する必要があります。
関節の可動域が狭いと、例え今は体に問題が起きていなくても、将来高い可能性で痛みや怪我が起こります。
是非、この様な体のマイナス因子を潰し、長く高いパフォーマンスを発揮できる体作りを行いましょう!
ゲームと言うよりもはや映画なのですが、感動的な物語、登場人物、音楽、20年経つ今も色褪せません。
プレイした事がない人は、YouTubeのストーリー解説を見るだけでも感動できるので、是非みてみてください。
死ぬまでにもう一度はプレイしたいと思っています。