コアトレーニングでは持久的に鍛えるだけでなく「瞬発的」に鍛えるべき #63

"コアトレーニング" と聞くと、一般的にフロントブリッジ (プランク) の様な一定あるいは低負荷で "持久的"腰椎骨盤帯 (以下便宜上コアと呼びます) を安定させるトレーニングをイメージする人が多いかと思います。

しかし、なぜ "瞬発的" に鍛える事をして来なかったのでしょうか?長友選手の影響でしょうか?

今回は『瞬発的なコアトレーニングの必要性』についてお話しします。

コアトレーニングとは?

スポーツ競技者であれば何かしらのコアトレーニングを行っている人は多いかと思いますが、実は一般的にトレーニングと呼ばれているほとんどの種目では同時にコアを鍛えています

"Joint by joint theory" をしっかりと理解されている人はわかると思いますが、身体のどんな動作を起こす際にもコアと呼ばれている腰椎骨盤帯(腰椎と骨盤の集合体)の安定性が必要になります。

この固定しておく部位を "スタビリティ関節" と呼んだりしますが、その代表的な部位がコアです。

コアの固定力が弱いと、他の部位の可動性を活かせないだけでなく、怪我の原因にもなります。
理由は兎に角『コアのスタビリティが重要だ!』という事は、かなり認知されている気がします。

どんな動作を起こす時にも、神経的な筋肉への伝達は "必ずコアの筋肉への力発揮が最初に起こる" 事が必要です。

トレーニングの中では、持久的なフロントブリッジの様な種目でも、瞬発的なクリーンスナッチなどのパワー種目でもコアを使い鍛える事が可能なのです。

※そもそもモビリティ関節(可動性が求められる関節)の可動性がが不十分だと、スタビリティ関節はどんなに鍛えてもその効果は発揮する事はできない。
#6 パフォーマンス向上の為に絶対に必要な基礎知識 ~モビリティファースト~

"瞬発的" にコアを鍛える

長距離走の様な競技者なら、持久的にコアを鍛えていくだけでも問題ないと思います。

しかし、コンタクトスポーツ、爆発的な力発揮が必要なスポーツ、強い外力が掛かるスポーツではそれだけでは不十分です。
これらのスポーツでは、コアも "短い時間で強い" 力発揮が求めれらます。

つまり "コアトレ" と呼ばれる様なコアの力発揮を目的にしたトレーニングの中でも、スポーツ競技に繋げていく為にはトレーニングを発展させていく事が必要になるのです

具体的な種目でいうと、ケトルベルスイングメディスンボールスローなどがおすすめです。

もちろんコアを強化する最初のステップとして、フロントブリッジなどの低負荷の中で持久的なトレーニングを行う事は重要です。

まとめ

"コアトレーニング" と言うとフロントブリッジなど持久的にコアを鍛える種目ばかりを行いがちです。

しかし、スポーツ動作の中での機能を考えると、コアを "瞬発的" にトレーニングしていく事も非常に重要になります。

段階的なコアトレーニングとして、是非瞬発的な種目も取り入れてトレーニングを行ってください。
またコアトレに関しては、もう少し深い内容の記事もそのうち書きたいと思います。

 

今日のひとこと

コアは和訳すると体幹、つまり胴体全体を指します。一般的にコアトレと言うと、腰椎骨盤帯の安定性を鍛えるトレーニングを言います。
よくトレーナーで『コアは胴体全体を指すからコアトレと呼ぶのはけしからん!』みたいな頭の硬い事を言う人がいますが超不毛です。人によって定義が違うのは当たり前です。

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