膝の手術をしたり、変形性膝関節症などを患うと "膝が伸びきらなくなっている事" があります。
しかし、膝が伸びきらない症状は、余計に膝の痛みを誘発する為、この問題を早急に解決しなくてはなりません。
膝痛は "高齢者" や "ハードな運動をする人" に多い傾向があります。
本来、関節が正常に機能していれば「膝関節の中は、氷の上を滑るよりも摩擦が小さい」と言われています。
しかし、体の歪みやズレによって、この摩擦が大きくなり、組織に負担を掛け、痛みを感じる様になるのです。
もし膝が伸びない場合、本来あるべき膝の機能が失われている為、しっかりと正常な可動域を取り戻す必要があるのです。
目次
クアドセッティングとは?
まず両足を伸ばして横になり、膝の状態をチェックしてみましょう。
もし膝下に手の平1枚以上の隙間がある場合、膝が伸びきっていない可能性があり、可動域の改善が必要になります。
膝関節を伸ばす為のリハビリにクアドセッティングという方法があります。
2タオルを押しつぶす様に膝を伸ばす
3これを10回ほど繰り返す
そもそも、膝関節が伸びきらない大きな原因として "大腿四頭筋の筋肉の衰え" が考えられます。
この様に、タオルを膝下に置いて押し付ける事で、大腿四頭筋を強化し、膝関節の正常可動域を取り戻す事が可能になるのです。
膝が伸びきらないデメリット
膝関節が伸び切っていない事で、様々な問題が生じる可能性があります。
そもそも、立っている時には、膝関節が伸び切り、骨で体を支えているポジションが理想です。
しかし、膝関節が曲がっていると、常に筋肉に力が入り、長時間立っていたりする事で疲労し硬くなります。
この筋肉の硬さが、膝痛や腰痛、更には筋肉が発達し、脚が太くなってしまう可能性があります。
関節が本来あるべき位置から外れる事で、体に様々な問題を起こす "引き金" になり得ます。
もし膝が伸び切っていない場合、しっかりとリハビリを行い、自力で伸ばせる力をつけましょう。