▷ 有酸素系トレーニングを行う方
▷ 循環器系の疾患をお持ちの方
持久力が物をいうスポーツや、長時間の練習に耐える為に "心肺機能の高さ" は必要不可欠です。
心肺機能を高める為に、有酸素運動でトレーニングを行っている人も多いかと思います。
実は、心肺機能の良し悪しは、体の機能だけではなく "栄養摂取" によっても左右されます。
人間の体は摂取した物が、肉となり、エネルギーとなります。
今回は「摂取するだけで、心肺機能が向上する物」をご紹介したいと思います。
目次
飲む血液「ビーツ」
飲むだけで、心肺機能を向上させる効果がある事から「飲む血液」とも称される物、それは「ビーツ」のジュースです。
ビーツは、あまり馴染みのない人も多いかもしれませんが、ロシア料理などでよく使われる赤い野菜です。
このビーツジュースを運動前に摂取する事で、運動事に必要な酸素量が減少し、ある実験では、自転車に乗る時間が約16%も長くなったという結果も出ています。
ビーツには、硝酸塩が豊富に含まれ、硝酸塩が体内で一酸化窒素を生成する事によって、心肺機能を高めていると考えられているのです。
またビーツを摂取する事で、血圧を下げる効果も確認されています。
この様に、循環器系に大きな効果がある事から「飲む血液」とも称されるスーパーフードなのです。
一酸化窒素の効果
トレーニングのサプリメントではお馴染みですが、一酸化窒素(NO)には "血管を拡張させる効果" があります。
血管拡張効果がある事から、循環器系の病気の予防改善や、運動パフォーマンスを向上させる効果あります。
一酸化窒素の血管拡張効果により、「酸素運搬能力の向上」が期待されています。
つまり、血管が拡張することによって、
「酸素と栄養が全身に行き渡りやすくなります」
これにより "疲れにくくなる効果" が高まるのです。
ビーツ以外の食品でも
青野菜
ダークチョコレート
赤ワイン
オートミール
などにも、体内での一酸化窒素の生成を助ける働きがあります。
この様に食べ物による心肺機能向上効果を活用する事によって、心肺機能を高める有酸素系トレーニングも、高いレベルで行う事が可能になります。
是非、トレーニングだけではなく、摂取する物の効果も最大限に活用してみてください。
抗酸化作用も高く、美容にも良いので、ちょっと高いですけど、試しに摂取してみてください。