コンディショニング トレーニングで「体の弱い側」を重点的に鍛えるべきか? #208 2020年8月31日 以前の記事で、左右不均等に動作するスポーツを行う人は「スポーツに適応したバランスを残しつつ、体が歪み過ぎない様にケアした方が良い」というお話をしました。 じゃあ実際にトレーニングを行う時には、どうしたら良いのよ? という部分について、今回お話しします。 使う方を重点的に鍛えるべきなのか? それとも、弱い方を重点的に...
トレーニングの基礎 【スクワット要注意】重量が上がる動作とスポーツに活きる動作の違い #203 2020年8月20日 スクワット、別名「KING of エクササイズ」を行う人は多いかと思います。 しかし、スポーツの為に、高重量のスクワットを行う人は注意が必要です。 それは、体の構造上 "重量が上がりやすいフォーム" と "スポーツに活きるフォーム" には違いがあります。 実は、スクワットで高重量が挙げる事は、スポーツにとって "逆効...
トレーニングの基礎 ファイアリングシークエンスとは?股関節と肩関節の仕組み #187 2020年7月6日 「体の痛みが治らない」 「どうしてもお尻がうまく使えない」 この様なお悩みを持つ人は "ファイアリングシークエンス" に問題がある可能性があります。 はい、久々に小難しいカタカナ語です。 ファイアリングシークエンスとは、専門的用語ですが、簡単に言うと「筋肉に力が入る順序の事」です。 実は、特定の筋肉が硬くなる事によっ...
トレーニングの基礎 O脚のチェック方法と改善法【内旋型O脚と外旋型O脚】#137 2020年2月19日 最近立て続けにO脚関連の記事を書いていますが、やはり自分がどのタイプのO脚なのかの判断が大切になります。 O脚は大きく分けて、内旋型O脚と外旋型O脚の2タイプがあります。 一般的に両脚を揃えた時に「膝の間が指2本以上離れたらO脚」と判断されています。 しかし、同じO脚でもこの2つのタイプでは構造が全く異なるので、...
トレーニングの基礎 腸脛靭帯とは?実は靭帯組織ではなく筋膜 #131 2020年2月7日 腸脛靭帯って腸骨と脛骨を繋ぐ、超大きい靭帯じゃないの!? 恥ずかしながら僕も以前そう思っていた…汗 太ももの外側が張ったり、腸脛靭帯炎になって痛みが出る人も多いかと思います。 「いや~腸脛靭帯張ってるんだよね~」 なんて、よく聞いたりします。 しかし、なぜ日本語では〜靭帯と名前に付いているのに靭帯ではないので...
スポーツ科学 アイソメトリックスとは?3つの筋肉の収縮運動を覚える#129 2019年12月7日 運動学の勉強をすると「アイソメトリックス」「アイソトニックス」「アイソキネティックス」という言葉が必ず出てくると思います。これらの3つは "筋肉の収縮運動" の種類です。 最近スポーツの現場で、この "筋の収縮運動の使い分け" についての理解が、選手にも問われてたのを聞いて「あぁ、スポーツ指導も科学的になって...
スポーツ科学 知的謙遜と間違いを認める能力【時代と共に変化するトレーニング科学】#126 2019年11月26日 「水を飲んだらいけない」 「お酢を飲んだら体が柔らかくなる」 「筋トレをすると体が硬くなる」 「筋トレをすると動きが遅くなる」 今では考えられませんが、驚くべきことにこれらは過去に運動の指導の現場で普及していた教えです。 しかし、それから数年から数十年が経過し、科学が進歩したことによりこの様な過去の常識が間違...
トレーニングの基礎 スポーツで他人より一歩抜け出す為の思考「既成概念をぶっ壊す」 #117 2019年9月14日 どのスポーツにも、上達の為の練習法や、トレーニングに関する理論だったりそのスポーツ特有の既成概念が存在します。 実は、この既成概念。 世の中の仕組みと同じ様に、その競技のトップの選手やスポーツ協会や連盟の様な権力のある人たちが作っています。 多くの人はこの既成概念の中で練習を積んでいきます。 しかし、5年後1...
トレーニングの基礎 『見せる筋肉』と『使える筋肉』の違い 〜スポーツに筋肥大は必要か?〜 #81 2018年10月19日 筋力トレー二ングで、筋肉をつけている人を見て 『見せ筋!』 『使えない筋肉!』と、揶揄する様な言葉を耳にする事があります。 同じ筋肉であるはずなのに『使える筋肉』と『使えない筋肉』と呼ばれる差は何なのでしょうか? この答えは、身体について勉強している人にとっては愚問かもしれませんが "世の中にはびこるこの言葉" に...
トレーニングの基礎 ポステリアチェーンとは?必要な筋肉と効率的な運動連鎖 #79 2018年10月14日 姿勢の維持や動作を起こす時に「キネティックチェーン」と呼ばれる運動連鎖があります。中でも背面の運動連鎖である「ポステリアチェーン」は非常に重要になります。広背筋や殿筋群、ハムストリングスなどを連動的させる動作パターンの習得が重要になります。...