自分の脚のバランスを見た時に「ふくらはぎが太い…」と感じる人も少なくないかもしれません。
インターネットで、この原因を検索すると、総じて「脂肪」や「むくみ」が原因として挙げられています。
しかし、これらは根本的な原因ではない為、頑張って食事制限をしたり、リンパマッサージをしても、残念ながらそれほど脚は細くなりません。
#ただ筋トレしても細くならない
#もっと太くなるかも
実は、ふくらはぎの過剰な太さは、体が発している "黄色信号" であり、放っておく事で、様々な体の異常を引き起こす可能性すらあります。
#むくみ冷え性関節痛など
今回は「なぜふくらはぎが太くなるのか?の根本原因」を見ていきたいと思います。
#機能改善から考えるボディメイク
目次
ふくらはぎが太くなる原因
ふくらはぎが太くなる根本的な原因は「ふくらはぎの筋肉に過剰な負担を掛けているから」です。
#シンプルですが本当
これに付け加えて "足首のアライメント(骨格)の乱れ" があると、足首も太くなり、更に太く見えてしまうのです。
#脂肪ではなく組織の肥厚
それでは「ふくらはぎの筋肉を過剰に使ってしまう原因」を詳しくみていきます。
■ 足首が硬い
などが原因として挙げられます。
お尻が働いていない
脚にはふくらはぎ以外にも「大腿四頭筋・ハムストリングス・大殿筋」といった大きな筋肉があります。
しかし、何らかの原因でお尻(大殿筋)の筋肉の働きが弱くなると、その他の筋肉に "過剰な負担" が掛かることがよく起こります。
特に、内旋型O脚の人に多い症状で、ふくらはぎが太くなる最も多い原因になります。
内旋型O脚の人は、股関節が内側に捻れている(内旋)為、脚の付け根のリンパや血管も圧迫し、足が浮腫みやすくなります。
#綺麗な脚の人にO脚はいない
この様に、お尻の筋肉が働かないことで、ふくらはぎの「筋肉の発達」と「脚のむくみ」が起こり、太くなるのです。
足首が硬い
足首が硬いという事は「ふくらはぎの筋肉の硬さ」を意味しています。
当然ですが、日常動作や運動動作の中で、足首を使います。
この足首の可動域が小さいと、小さな動作でもふくらはぎの筋肉にテンションが掛かり、更に筋肉が発達します。
この様に、ふくらはぎが太い人は、足首が硬く、しゃがむ動作ができない傾向にあります。
ふくらはぎを細くする為に
ふくらはぎを細くする為の "根本的な原因" がわかっていれば、コツコツとその改善を取り組めば必ず実現可能です。
特に「ふくらはぎの柔軟性を高める事」は、今からでも取り組むことが可能で、これを続けるだけでも、ある程度ふくらはぎの太さが緩和されるはずです。
しかし、お尻の筋肉を鍛え動作改善する為には、時間が掛かり、根気も必要になります。
本気で細いふくらはぎを目指す人は、今の自分の脚の状態をチェックし、必要な方法で取り組んでみてください。
僕も不勉強な頃に、こんな事を言ってしまった苦い過去があるのですが、お金をもらってトレーナーとして活動している以上、「知識がない事は罪だよな~」とつくづく思います。
知識をアップデートしない人はすぐに時代遅れになる。変化のスピードが早い油断できない時代ですね。