ふくらはぎが太くなる原因は?むくみや脂肪が原因ではない #302

自分の脚のバランスを見た時に「ふくらはぎが太い…」と感じる人も少なくないかもしれません。

 

インターネットで、この原因を検索すると、総じて「脂肪」や「むくみ」が原因として挙げられています。
しかし、これらは根本的な原因ではない為、頑張って食事制限をしたり、リンパマッサージをしても、残念ながらそれほど脚は細くなりません。
#ただ筋トレしても細くならない
#もっと太くなるかも

 

実は、ふくらはぎの過剰な太さは、体が発している "黄色信号" であり、放っておく事で、様々な体の異常を引き起こす可能性すらあります。
#むくみ冷え性関節痛など

 

今回は「なぜふくらはぎが太くなるのか?の根本原因」を見ていきたいと思います。
#機能改善から考えるボディメイク

 

 

目次

ふくらはぎが太くなる原因

ふくらはぎが太い理由

ふくらはぎが太くなる根本的な原因はふくらはぎの筋肉に過剰な負担を掛けているからです。
#シンプルですが本当

 

これに付け加えて "足首のアライメント(骨格)の乱れ" があると、足首も太くなり、更に太く見えてしまうのです。
#脂肪ではなく組織の肥厚

 

それでは「ふくらはぎの筋肉を過剰に使ってしまう原因」を詳しくみていきます。

■ お尻が働いていない
■ 足首が硬い

などが原因として挙げられます。

お尻が働いていない

脚にはふくらはぎ以外にも「大腿四頭筋・ハムストリングス・大殿筋」といった大きな筋肉があります。
しかし、何らかの原因でお尻(大殿筋)の筋肉の働きが弱くなると、その他の筋肉に "過剰な負担" が掛かることがよく起こります。

 

特に、内旋型O脚の人に多い症状で、ふくらはぎが太くなる最も多い原因になります。
内旋型O脚の人は、股関節が内側に捻れている(内旋)為、脚の付け根のリンパや血管も圧迫し、足が浮腫みやすくなります。
#綺麗な脚の人にO脚はいない

 

この様に、お尻の筋肉が働かないことで、ふくらはぎの「筋肉の発達」と「脚のむくみ」が起こり、太くなるのです。

 

足首が硬い

足首が硬いという事は「ふくらはぎの筋肉の硬さ」を意味しています。

 

当然ですが、日常動作や運動動作の中で、足首を使います。
この足首の可動域が小さいと、小さな動作でもふくらはぎの筋肉にテンションが掛かり、更に筋肉が発達します。

 

この様に、ふくらはぎが太い人は、足首が硬く、しゃがむ動作ができない傾向にあります。

 

 

ふくらはぎを細くする為に

ふくらはぎ細くする方法

ふくらはぎを細くする為の "根本的な原因" がわかっていれば、コツコツとその改善を取り組めば必ず実現可能です。

 

特に「ふくらはぎの柔軟性を高める事」は、今からでも取り組むことが可能で、これを続けるだけでも、ある程度ふくらはぎの太さが緩和されるはずです

 

しかし、お尻の筋肉を鍛え動作改善する為には、時間が掛かり、根気も必要になります。

 

 

本気で細いふくらはぎを目指す人は、今の自分の脚の状態をチェックし、必要な方法で取り組んでみてください。

 

 

今日の一言
よくトレーナーの「筋肉がつけば脚が細くなる!」という言葉を鵜呑みにして、一生懸命トレーニングをしているのに何年経っても脚が太い人をみかけます。
僕も不勉強な頃に、こんな事を言ってしまった苦い過去があるのですが、お金をもらってトレーナーとして活動している以上、「知識がない事は罪だよな~」とつくづく思います。
知識をアップデートしない人はすぐに時代遅れになる。変化のスピードが早い油断できない時代ですね。

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